アスペのグレーゾーンが不安を書くブログ

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アスペルガーグレーゾーン(仮)の社会人が日々の不安や気になる本について書くブログです。

11/28の不安:ぱっと思い出した芸術・天才・数学に関する本/映画のオススメ

目次

今日あったこと

今日は特に何もありませんでしたが、単純に忙しかったです。

メールして電話して資料作って調べものして。。。

周りの先輩方、仕事早いです。。。

 

あと最近自己満でやってたら徐々にアクセス数減ってきました笑

アガサ・クリスティ状態ですね。(そして誰もいなくなった、ということで。。。)

 

芸術・天才・数学に関する本・映画のオススメ

ふと東京藝術大学美術館に行こうかなと思って思い出したのですが、昔読んだマンガめっちゃ面白かったです。

かくかくしかじか。また読みたい。

美大生うらやましいですね。あんな青春時代送りたかった。。。

東村アキコ『かくかくしかじか』

 

それと芸大繋がりで以下のルポルタージュお勧めしておきます。

 二宮敦人『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

 

 以下、発売当初に私がamazonに書き込んだコメントです。(もう3年前か。。。)

 ざっと開いてみた時,作品の写真やカラー画像が一切なかったので一瞬戸惑いましたが(ルポルタージュってそういうものなのかな?),中身は充実していて買ってよかったと思いました.
 今まで芸術系の大学に入ろうと熱心に思いはしなかったけれど,単純な憧れからずっと興味はありました(東村アキ子『かくかくしかじか』を読む程度).この本を手にしてそんな小さな欲求が満たされて満足しました!藝大の特異な入試試験やそこに集う人の特異な思考回路が新鮮で,人生イロイロだなと改めて思いました.漆芸専攻とか漆だけを扱う学科があって吃驚です.藝大は守備範囲が広いな!
 よく自分が他大学の学生だったら...なんて想像をしますが,そんな想像が捗ります.おススメです.

以前も天才について記事に書きましたが、天才いいですよね!うらやまし~

fecunditatis.hatenablog.com

 

その後、同じ著者の方からもう一つのエッセイが発売されました。

 二宮敦人『世にも美しき数学者たちの日常』

世にも美しき数学者たちの日常

世にも美しき数学者たちの日常

 

 これも当時私が書き込んだamazonのコメント載せておきます。

書店でたまたま見つけて購入しました。今は仕事のことで調べごとをしなければならないので、娯楽で本を読んでいる暇はないと思っていたのですが、、、、
前作?の「最後の秘境 東京藝大」同様楽しく読めました。
勉強になったのは、「数学者になるためには先天的な数学的センスが必要である」ということでした。
どうやら数学界で新しい問題を提起したり、難しい問題を解くには直観や美的センスに近いものが必要になるようです。他の物理や生物学などではある程度長年の経験、努力で学者としての力量を発揮できるらしいのですが、数学者はそうはいかないということで、とてもシビヤな世界だと感じました。
数学の証明では理路整然と順序を追って証明を行っていきますが、所謂数学者が解くような問題を解決するには閃きが大事だということでした。少しずつ徐々に問題を解決するにはするのでしょうが、まずはじめに「この方法、ルートで解決できるな」というような直観、閃きがあるということです。
ただし、そんなことを知らされると数学は実に排他的な学問と思われてしまうかもしれませんが、一方では数学を楽しむ場が全ての人に開かれているということも知りました。
数学者になるのは難しいことかもしれないけれど、数学自体は紙と鉛筆とがあれば(あとある程度の空間と時間)楽しむことができるものということでした。
それぞれの人がそれぞれに難しいと思うレベルで楽しめるのが数学。
私は理系でしたが、所謂経験工学に属する学科にいたためそこまでかっちりとした数学は学んできませんでした。というより大学の数学についていけなかったのですが。。。
社会人になって物理数学を学び直してから数学の面白さになんとなく触れることができるようになったわけで、確かにそれぞれのレベルで数学は楽しめるものだなと思ったのでした。
前作『東京藝大』ではサモトラケのニケ」像の「サモトラケ」は像が出土したサモトラケ島のことであってあの像自体はただの「ニケ像」なんだよという話が印象的だったのですが、今回も印象に残った話がありました。
それは位相幾何学のあるルールに従ってひらがなを分類してみると「を」と「せ」が仲間というところです。明治大学では一年生のときに位相幾何学の入門としてこのようなひらがなや漢字の分類をするゲームをするそうです。うらやましい。
また前作同様、全く生活圏の違う人々の頭の中を垣間見たような気がして刺激的でした。作者の方は文系なのにあそこまで話を引き出すことができてすごいと感心しました。たとえ話がうまいのかな。相手の数学の話を自分の中に一旦落とし込んで誰にでもわかるたとえ話で再構成してインタビューしているので、分野が違っても共通の認識を成立させることが出来るんだと思います。
なお、前作は確か新潮文庫で文庫化されてました。まだ読んだことのない人はどちらか読んでみることをおすすめします。

 

また話が飛びますが、数学の天才で思い出しました。

アラン・チューリングご存知ですか。

イギリスの数学者でコンピュータの原型をつくったと言われる人物です。

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アラン・チューリング 出典)Wikipedia

この方が主人公の映画があるのですが、もう名作です!!

主演はあのベネディクト・カンバーバッチ

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

 

観るたびに泣いてしまう。

主人公の孤独がすごく心に沁みる。

アラン・チューリングアスペルガーだったと思います。

映画ではアスペルガーっぽい性格も描写されています。

それに同性愛者で天才。三島由紀夫にも通づるところがある気がしますね!

fecunditatis.hatenablog.com

最後、リンゴに青酸カリをかけたものをかじって自殺してしまうのですが、そのリンゴがアップル社のあのリンゴのモチーフになっているという説もあります。

スティーブ・ジョブズは生前にその説を否定したみたいですが。。。

ぜひ上記のマンガ、本、映画楽しんでみて下さい!!

(ちなみに自分はよくオススメしていますが、周りからオススメされたものが自分のストライクゾーンに嵌ることは少ないです。興味の幅が狭いので。。。それもアスペの特性ということで。。。すみません。)

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