アスペのグレーゾーンが不安を書くブログ

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アスペルガーグレーゾーン(仮)の社会人が日々の不安や気になる本について書くブログです。

6/20の不安:服選ぶのが苦手だよって話。

首記の件、共感して下さる方いらっしゃいますか。

私は、学生時代かなり苦労しました。

女の子にモテたい。。。という気持ちと、服はよくわからん!という気持ちとの狭間で、いつも引き裂かれるような思いをして来たのでした。

学生の頃から服を選ぶという行為が苦痛でなりませんでした。

アルバイトで稼いだなけなしのお金を手にお店に行くわけですが、あのオシャレな気取った雰囲気と店員のお兄さんの雰囲気が苦手でした。

というのも自分がイモ兄さんだという自覚があったので、お店の雰囲気から自分が浮いているような感じがして気分が悪かったのでした(自意識過剰になっちゃいます)。

それに何を着てもお店の人は褒めてくるので当てになりません。自分がファッション情弱なことをいいことに適当な服を掴ませようとしてきやがる!!

かといって、自分のセンスは全く当てになりませんでした。

自分でカッコいいと思ったものを選んでも、後になって考えると冷や汗が出るようなものを選んでいた、なんてことが何度もありました。

それに基本的に何を着ても着られている気がする。。。。

マネキン買いすれば?という意見もありますが、それじゃ着回しできないんです。

お店に行くのは苦痛以外の何物でもない!

ネット通販では試着できませんので、かなりリスクを負うことになります。(今ではZOZOスーツなるものがあるようですが。)

私は一般的な大学生と同じく「モテたい!」という気持ちが強く、常に鼻息を荒くしていたので、服を選ぶことを諦めるという選択肢は私の中にありませんでした。

ですからユニクロ等のファストファッションだけで身を固めるということもできませんでした。この時そうは言っても高いものにはそれなりの理由があることも知っていたのでした。(おしゃれな人はうまく部分的に安物を取り入れていますね。)

あれから幾年耐えて、試行錯誤を繰り返し、それなりに服の選び方(店員さんへのお願いの仕方)、自分の好みがわかってきたような気がします。

今は、スーツを買う場合は全てお店の人にチョイスを任せてしまいますし、プライベートでは、個人的にかなり無難と思われる格好をするようになりました。

この夏は、無地のTシャツ(ホワイト、グレー、紺)だけを着て、パンツは黒もしくはデニム生地のスキニーしか履きません(細身です)。靴はジャックパーセルの白、若しくはニューバランスの黒のスニーカーのどちらかです。腕にはシルバーの腕時計。

 これが私が長年かけて辿り着いた結論(夏Ver.)です。攻めに攻めていない無難な格好だと思っていますがいかがでしょう。

私は気に入ったものはずっと着続けたいタイプです。それは、自分がそもそも保守的だからというのもありますし、自分の気に入った格好を自分のアイコンにしたいという考えもあるからです(スティーブ・ジョブズ的な)。

気に入ったものをずっと、という点で言うと、靴のジャックパーセルのスニーカーは大学3年生の頃から履き続けていますので(もちろん汚れたら買いなおします。)、かれこれ5、6年同じ形のものを履き続けていることになります。

この格好で個人的には満足なのですが、そうは言っても、街に繰り出すと自分の垢ぬけ無さが際立つので、少しモヤモヤします。私は洗練された人に憧れていますので、どうやったら垢ぬけられるか現在も模索中です。(垢抜けないのはきっと華奢な体型と童顔と髪形のせい。)

 

それで、大学生になるまでは、自分が服を選ぶのが下手だなんて想像していませんでした。

それどころか、自分はそういったことが得意な方なんじゃないかとさえ思っていました。

なぜ、そのような勘違いをしていたかというと、私は絵を描いたりするのが好きだったからです。父親も美術系の学校を出ていましたし、中学時代、美術は3年間オール5でした。

小さい頃から父親が絵を描いているような環境で育ったため、自分にもそういった才能がある→色の組み合わせを選ぶ才能がある→ファッションセンスがある。。。

こういった具合で自惚れていたのでした。

ところがどっこい、現実はそうではありませんでした。

なぜ、色を選ぶことができても服を選ぶことができないのか。

それは、服を選ぶということは、色を選ぶということ以上に配慮事項が多いからだと思っています。恐らく私は文章を書くのと同様に情報を統合する能力に欠けるので、服選びが出来ないのだと思います。

(個人的に服選びに必要だと思う配慮事項)

  1. サイズ感
  2. 清潔感
  3. 季節感
  4. 色の組み合わせ
  5. 流行り
  6. TPO(ドレスコード等)
  7. その他小物に対する配慮

いかがでしょうか。ちなみに私は自分で服を選ぶことはできませんが、どういった格好がカッコよくて、どういった格好がダサいかは判断できると思っています(もしかしたら、ここにも自惚れが影を潜めているかもしれませんが)。

 

なぜ、今日こんな話をしたかというと、今日はホビーショップのレジの行列に並んでいて、そこにいた方全員が服装に無頓着に見えたからです。

なぜ、ホビーショップにいたかというと、バンダイが販売しているエヴァンゲリオン零号機のプラモデルを購入するためです。

(定価の10%引きの特価で入手できました。やったーーー)

行列に並んでいる間に服のことについてあれこれ考えました。

きっとプラモデルが好きな方は、恐らく私と同じように視覚情報を処理する能力に長けていると思うんです(プラモデルは完成後に見られる対象になるからです)。

それでもなぜ、視覚情報処理に優れているはずのプラモデル好きが、揃いも揃って服装に無頓着になるのかということが、一つの矛盾のように思えてなりませんでした。

それでも、この疑問を解決するには、自分のことを整理すればわかる事でした。上記に示した通り、服装選びは色の組み合わせだけによらず、様々な情報を統合する必要のある高度な作業、行為なのでした。

服選びに限らず、部屋の片付けやコミュニケーションができるかできないかは、脳の処理能力の問題だと自分は考えています。

はあ、おしゃれな人が羨ましい。。。

女性にもてるには、服装に関して言えばとりあえず清潔感があればいいですかね??

ということで今日は以上です!