6/14の不安:『作家の猫』コロナ・ブックス
学生の頃にお金がなくて買うのを諦めた本を思い出してAmazonで購入しました。
タイトルの『作家の猫』です。夏目漱石や佐藤春夫、谷崎潤一郎、三島由紀夫等の作家の飼っていた猫の写真とコラムがいくつか載っています。
表紙の猫かわ∃。中島らもの猫らしいです。
この本の三島由紀夫の写真もいいんですよね~。
書斎でたばこをふかしている三島と見つめ合っている猫。。。
写真載せたいですが、著作権の関係がありそうなので諦めます。
気になる方はググるか、購入してみて下さい!
いつの時代も猫と人間の関係性って変わらないんですねー。よき。
その他気になった箇所は以下の通りです。
①夏目漱石
夏目漱石の妻、鏡子夫人の孫にあたる夏目房之介さんのコラムが掲載されています。
以下、引用です。
漱石は猫の小説は書いたし、猫を描いた画も残っているけれど、どこにも「猫が好きだ」とは書いていない。
(中略)
昔の人は動物は家畜、という考えですから。名前もつけなかったし、書斎に入ってきても放っておく、とか、そんな感じでしょう。
吾輩は猫である。名前はまだない。。。。となる理由がわかりますね。なるほど~と思いました。なんやかんやで本好きを自称しながら「吾輩は猫である」読んだことなかったので、最近寝る前に読んでます。
②南方熊楠
南方熊楠についてはこのブログの一番初めに記事を書きました。変わってる人ですよね。
どんな写真が載っているのかと期待していたのですが、生きた時代が古いこともあってか、本人および猫の写真はほぼ皆無でした。ちょっと残念。どうやら熊楠は猫を食べたことがあるらしい。。。
③朝倉文夫
早稲田大学構内になる大隈重信像などの肖像彫刻を手掛けた方です。東京台東区に朝倉彫塑館があります。猫好きらしく猫をモチーフにした作品が多く、朝倉彫塑館の3階は「猫の間」となっているとのことです。
朝倉彫塑館の存在は知っていましたが、足を運んだことはなかったんですよね。これを読んでから急に行きたくなりました。東京に住んでいるときに行けば良かった~(朝倉彫塑館は現在コロナの関係で休館中です_2020/6/14現在)。
本好きで猫好きの方ぜひ。
ちなみに、猫の動画は以下がおすすめです。
スコスコぽこ太郎&うま次郎~猫ちゃんねる~
ぽこ太郎がよく飼い主(美人)に抱っこされているのですが、その丸く収まっている姿を見ると癒されます。。。
おすずタイムズ
主さんがおもしろい。声が独特なんですが、こちらも観てると癒されます。。。
今日は以上!