アスペのグレーゾーンが不安を書くブログ

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アスペルガーグレーゾーン(仮)の社会人が日々の不安や気になる本について書くブログです。

11/18の不安:仕事が遅い原因を考えてみる。

 

ブログ更新せずに1ヶ月が過ぎました。

最近なぜかアクセス数が増えたので気をよくして更新しておきます。

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最近の悩みは仕事の進捗が遅いことです。

来月の頭に個人的にはかなり重い会議を控えているのですが、最近はその準備に追われています。

ただ、業務としてはほぼそれしかやっていないような状態で、このままでいいのか焦りを感じています。

上司も、「あの業務はしんどいよ」といって自分がそればかりしかやらないことに関しては何も言ってこないわけですが、前に所属していた部署の上司ならきっと文句を言っきただろうと想像するのです。

それに最近の自分の生産性(アウトプットした量/過ごした時間)を考えると、もう少し?というか、かなり改善の余地があると思われます。

さらに言うと、仕事の早い後輩は一つどころか様々な業務に関与していて経験値をどんどん蓄えているように見えます。

人間としてのポテンシャルがそもそも違うので、「後輩に負けるのは嫌だ」なんて今更言えないわけですが、私にもプライドというものがあるのも確かです。

 

先週、先輩・後輩と飲む機会があったのですが、その際に先輩から「○○と△△は自分の球を投げ返すのが遅い」と言われました。

○○は以前記事にも書いた発達障害が疑われる先輩のことで、△△は私のことです。

fecunditatis.hatenablog.com

 

まあ、その言葉を受けて落ち込んだのですが、飲み会で落ち込んでもしょうがないので、「そうですね。。。頭の隅にはあって、自分でやろう思うんですけど、なんやかんや遅くなってしまって、、、いざ蓋を開けてみたら思っていた内容と違うってなるんですよね。それでまた悩む。。。」と返したところ、4つも下の後輩の女の子に「自分で全部やるの効率悪くないですか?私はわからないことあったらすぐ誰かに聞きますよ」と返されさらに落ち込みました。

さて、落ち込んでばかりでは前に進みませんので、ここに仕事が遅くなる原因を考察したいと思います。

以下、仕事が遅くなると思う原因

 

①飲み込みが悪いので、仕事を振られた時点で何をすべきかわかっていない。

これも以前記事に書いたような気がしますが、人の話の内容の意図を汲み取る力が弱いので、仕事を振られた時点で何をすべきかわかっていない人もいるかと思います。

わからなければその時点でわかるまで聞き直すべきだと思いますが、3回以上は聞けない時もあります。

 

②やるべきことは分かっていても手段がわかっていない。

目的、目標は把握していてもどのようにそこに到達すべきかわかっていない時があります。経験値や想像力によると思います。

 

③優柔不断で判断が遅い。

これは奥が深い問題だと思います。私が考えるにアスペルガーは外界の刺激に対して自動的に生きる性向があるので、主体性がないために、普段から自主的に判断を下すことが少ないと思います。

日常で判断する回数が少ないと経験値も増えませんし、判断の精度も悪くなると思います。普段から自分の判断を下した結果に対して責任を持つという習慣がないので、仕事になるとなおさら判断を下すのが億劫になってきます。

また判断をしたとしても周りからガヤガヤと文句を言われることが多いので、さらに判断を先延ばしにしようと思います。

するとどうなるかと言うと、誰かに言われるまで、怒られるまで先延ばしにするか、自分で焦りだすまで手を付けないということをやりがちです。

確かに、早め早めにと時間だけ気にして判断を下すと、後で間違いに気づいて手戻りになったというケースも少なくありません。

しかしながら、手戻りを生じさせるのと同じくらいレスポンスが遅いというのは罪深い行為なので、すぐに行動に移すことを意識すべきだと思います。

 

④本質的に人と関わりたくないので、一人で仕事したい。

本質的に人と関わりたくないので、全部ひとりでやろうとします。人と関わることが億劫なのでわからなかったら人に聞こうと瞬発的な判断が出来ません。

一度考え出すと自分が閉じてしまうというのもあると思います。

もうちょっと考えたらわかるのでは???

そんなことを考えているうちに数時間経過していることもしばしばです。

一人で考えていても考えは堂々巡りをするばかりで結論に至りません。思考というものは人との会話で促されることもあるので、後輩の言うとおり、わからなかったすぐ聞くべきだと思います。

今日もやっと結論が出たことがあったのですが、なんでこんなに遠回りしたのだろうかと不思議です。

最短距離でここまで来ようと思えば出来たのだろうか。。。と今考えていますが、恐らく他人との会話の絶対量が少なかったのだろうと思います。

また、話は変わりますが人にお願いをするのがかなーり苦手なので、手伝ってもらうことができないというのも仕事を遅くしていると思います。

これはもう性格によるものなので、すぐになんとかなるものだとは思いません。生まれ変わって来世に期待するしかないですね。

 

⑤こだわりが強い。

納期に追われた状態で見てみると大して気にするべきでないところに、時間を掛けていたなんてことがよくあります。

文書の体裁や細かい計算などです。確かに作成するものの精度が高いことは重要なのですが、手を抜くべきところというものがあるのも事実です。

こだわりが強かったり完璧主義だったりすると変なところが気になって前に進めないと思います。こだわりはこだわりなので、本当にそこが自分の満足いくようにならないと気が済まないということもあると思いますが、あとで徹夜するような羽目になることを考えると諦めがつくこともあるので、一旦立ち止まって想像力を膨らますことが重要だと思います。

 

⑥人からの評価を気にしすぎている。

これは上記の項目とも関連しているのですが、人からの評価を気にしていると完璧主義になって前に進むのが遅くなります。

これは以下の本に書いてありました。

fecunditatis.hatenablog.com

 

⑦メモを書かない

メモを書くことは以前から意識的に行っているので、大きな原因ではないと思いますが、どなたかのためになることを想像して書いておきます。

「書かないと考えたことにならない」という人もいます。また「ピンチの量は書けば1/2になる」という言葉も聞いたことがあります。

書くことが大事です。

 

⑧単に睡眠不足

最近はあまりないですが、次の日が億劫だったりすると、眠りたくなくてベッドの上でスマホをいじってしまうということが昔ありました。

寝る前のスマホは睡眠を浅くさせます。

かの有名なひろゆきが、自分の能力を伸ばすことはそんなに簡単じゃないから、せめてしっかり寝てパフォーマンスを落とさないように気を付けるべき、というようなことを言っていました。

 

ざっと考えてみましたが、こんな感じです。

ただまだ自分の中では消化しきれいていません。

もっと他に原因があるはずだ。。。。

ざっと上記への主な対策を考えてみると意識的に判断の数を増やすことと人と話すことが大事そうです。

あと考えたのは自分でいくら考えても結論って変わらない時の方が多いですよね。あとで考えようとか、後になったら何か思いつくはずとか、、、ないですよね。

自分に期待しないことも大事だと思います。

思考の癖というものもあるはずなので、もし可能であればだれか仕事のできる人の思考をなぞることが大事だと思っています(そうすれば、自分のどこが悪いのか気づきやすい)。

しかし、実際の生活ではそのような経験を得るのは簡単ではありませんし、どのようにしたらそのような経験が得られるのかよくわかっていません。

追体験なら本を読むべきですが、そんな本がこの世にあるのでしょうか。

おすすめの本があれば教えてください。

ということで今日は以上です。