アスペのグレーゾーンが不安を書くブログ

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アスペルガーグレーゾーン(仮)の社会人が日々の不安や気になる本について書くブログです。

10/24の不安:ブログの再開と精神的自立について

目次

ブログの再開について

火曜日に同じ事書いて記事を消してしまったので再掲します。

元々このブログは本の紹介とかをしようと思って立ち上げたのですが、結局三日坊主で終わってしまいました。

それでやはり自分が書きたいことを書けば長続きするんじゃないかと思って、自分のアスペ、日々の不安を書き連ねるブログにしようと思い立ちました。

本来ブログは誰かの役に立つ情報を提供する記事を書くべきだとは思いますが、日々そんなに情報を提供できるわけではないので、まずは自分の精神安定を目的として記事を書くことにしました。それに自分のためであったとしてもいつかは共感してくれる人も現れてくれるかもしれないですし。。。

とにかく書くことを目的に記事を書いていきます。哲学者の中島義道は「カイン」という本の中で書くことは生きることだと言っていましたし、誰かは書かないと考えたことにならないと言っていたからです。

自分も「書くことは生きること」とまでは言わないですけれど、考えたことにはならないというのには少し賛成です。

ということでこのブログは私が日々の不安、愚痴を書いていくことを目的とします。

 

今日あったこと

それで今日あったことなんですが、夕方くらいに直属の上司に怒られてしまって、そこから急に無気力になってしまったのでした。

「そんなことくらい自分で考えてよ!」

語気強めに言われてしまいました。動揺しました。

上司から別の会社の方の連絡先を聞くつもりだったのですが、

つい「そもそも自分がその人に連絡を取る必要があるのか」を上司に聞いてしまったのです。時間もかなり遅かったため、そんな時間に他社の人に電話をかけていいものかと少し不安でした。

最初から電話しないとどうにもならないと思っていたのですが、つい聞いてしまいました。聞いて上司が「そこまで連絡する必要ないんじゃない??」とでも言えば上司から連絡先を聞くのをやめようと思ってました。

 

自分の悪いところが出ました。不安を感じやすいところと主体性に欠けるところ。

多少今日のようなことを一回聞いたくらいでは怒られないかもしれないですが、それでも怒られてしまうってことは、常日頃から上司から不安視されているか、手間の掛かる奴と思われているかのどちらかです。

 

精神的自立について

上司から「自分で考えてよ」と言われたのは主体性がないからなのですが、最近、アスペを治すには精神的自立が必要であると知りました。

精神的自立と主体性は少し違うかもしれませんが、ある程度繋がる部分はあるかともいます。実感として。

精神的自立について知ったきっかけはこちらの記事です。

self.hatenablog.com

 こちらのブログは自分が学生のときから参照しています。

ブログ運営者の岩本友規さんが書かれた著書は就活前に読ませて頂き当時色々と参考にしていました。興味ある方はぜひ。

発達障害の自分の育て方

発達障害の自分の育て方

  • 作者:岩本 友規
  • 発売日: 2015/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 それで、最近上司から主体性のなさを指摘されるのですが、確かに自分には主体性がないような気もします。

上記のブログの記事の中で紹介されていたシンポジウムの要旨を読むとどうやらアスペは生まれつき主体性がないみたいです。

うまく説明できませんが、外部からの刺激に対して単に自動的に反応しているだけの状態で生きているとのことでした。

ただ反応しているだけで関わろうとしていないため、自分の外部の人への認識が少し異なるみたいです。

思い返してみれば私も高校生くらいまでは、周りに人がいることは認識していましたが、その人たちがまるで人形であるかのような感じを受けていました。

頭ではもちろん人間だってわかってはいるのですが、その目の前にいる人と関わっていこうとする考えは一切ありませんでした。目の前にいて自分が孤独を感じない、ただそれだけでよかったのです。

今考えると恐ろしいですが、当時、高校の友人2人とお昼ご飯を食べていた時、私はなんとイヤホンで音楽を聴いていたのです。

それで友人の一人が「おまえ、何やってるんだよ!!」と強引に自分のイヤホンを引っ張ってきたので、驚いてしまったのですが、今考えると怒られて当然です。でも、当時の自分は目の前の人と関わっていこうとする積極性はありませんでしたし、人との関係が分からなかったので、そういうことをしてしまったのでした。

 

大学生になってからは、やたらと友人などが「あいつといると楽しい」、「あいつといるのはつまらない」といったような発言をしているのを目の当たりにしました。

その時に人と一緒にいるのは楽しいからなんだと知ったのでした。友達は必要だとはわかっていたのですが、大学に入るまでは、固定された環境の中にいたので、苦労せずとも一緒の空間に常にいる「友達」は得られましたし、誰と一緒にいるかは合うか合わないかとだけだと思っていたので、「人と一緒にいると楽しい」という感覚があることを知って驚いたのでした。

 

また、好きな女の子が出来ても単にその子のことが好きなだけで、おしゃべりしたいとか、どこかにいって遊びたいという欲求はありませんでした。自分は外見だけで女の子を好きになってしまうため、その子と一緒にいるのが楽しいという感じが分からず、好きになってもその子との関わり方が分からないのでした。

それは今でかわらないかもしれませんが。

 

そんなわけで、自分は周りの他者に積極的に関わろうとしていたわけではなく、周りの変化や刺激に対して単に自動的に反応していただけなのです。

それで自分から関わろうとしていないのですから、主体性はありません。

逆に言えば、主体性が獲得できれば、アスペの症状を軽くすることが出来るということです。

とりあえず今日はここまでとします。

以上。