アスペのグレーゾーンが不安を書くブログ

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アスペルガーグレーゾーン(仮)の社会人が日々の不安や気になる本について書くブログです。

6/15の不安:『林修の仕事原論』青春出版社

一日お疲れ様でした。

昨日しっかり寝たはずなのに疲れが取れていなくて朝から早く帰りたいなーと思ったまま一日を過ごしました。つらかった。

それに午前中に終わらせようと思っていたことも、急な問い合わせが2件も入ってその対応に追われていたので計画通りにはいきませんでした。

ほんとはそういう予想外の予定も加味しておかないといけないですよね。

『「時間」と「空間」を支配してトラブルを回避』すべしって林修先生が言ってました。

林修の仕事原論

林修の仕事原論

 

 まあ、なかなか難しいと思うけど。。。

それで、午前中までに終わらせようと思っていたことは16時頃までパソコンの前でカチャカチャやって何とか終わらせました。

それでももう一つ急ぎの件がありました。

それは先週、担当の方から「あれ、終わった??」と聞かれたものでした。まだ全然やってません。

今日、またその方が私の席の近くを通りました。声を掛けてくるのではないかという危機感を感じたので、眉間にしわを寄せてパソコンの画面を睨み、あたかも重要な問題について考え込んでいるような振りをして回避しました(これはしょうがない)。

定時以降もそれなりに集中して取り組んだのですが、直属の上司から帰るように言われている20時になってしましました。

終わってなーいと思いつつ、、その担当の方の目に留まらないようにそそくさと会社から逃げてきました。

明日頑張ります。。。

せっかくなんで、私が上記の『林修の仕事原論』読んで当時書き込んだAmazonのレビュー載せておきます(一部加筆)。

最近、仕事向いてないかなと悩んでいたのと、林修さんの著書ということで買ってしまいました。
どなたかがコメントに書いていた通り、古典でも読んだ方がマシかとも思いましたが、1時間程度でサクッと読めて林修さんの考え方に触れることが出来たので買ってよかったかと思います。(古典は古典で本書の中でもおすすめされていますが、腰を据えないとなかなか読めないので。。。)
見開きの「はじめに」から興味深い問題提起?話題の提供?がされていて、その読者を惹きつける力はさすがだと思いました。教養と語彙力がないとあの「はじめに」は書けません。

①Part1「仕事といかに向き合うか」
Part1「仕事といかに向き合うか」では、「一流を目指す」、「個人で勝負できる組織人たれ」といったような言葉が頭に残りました。当たり前のことかもしれませんが、やはり何か突出した武器がないと組織の中では埋もれてしまいますし、「自分の価値を低く見積もってはいけません。」ということで背中を押された気になりました。

②Part2「必ず結果を出す人の対人力」
Part2「必ず結果を出す人の対人力」は、あまり自分には響きませんでした。相手の期待値を超えるとか相手のことをよく観察するといった内容でした。自分にあまり響かなかったのは、たぶんに自分がそもそも人のことを考える余裕がなく、そういった対人的なノウハウを受け入れる、自分の中に取り込む術を知らないからだと思います。

③Part3「すべてを勝ち負けで考える」
Part3「すべてを勝ち負けで考える」では、「一発逆転が必要な状況を作らない」「圧倒的な戦力差をつくる」とか「お金は手段であって目的ではない」といった言葉が頭に残りました。「今にみていろよ!!」という気概を持つことは重要ですが、そういうような逆転しなければならないような状況を作らないことが肝心とのことでした。お金に関しては、私自身が貧乏な家庭の出なのでお金を持っている人の考え方が勉強になりました。

④Part4「自己演出と自己管理の方法」
Part4「自己演出と自己管理の方法」は他の章に比べて個人的に印象に残った章が多くありました。「時間と空間を支配してトラブルを回避する」「座右の書を見つける」等々。。。谷崎潤一郎永井荷風のエピソードや『戦略的思考とは何か』が座右の書の一つであるなど面白く読めました。
一部ストイックなことも書いてはありますが、資本主義というシステムの中で競争を強いられている以上、またお金をもらっているプロである以上、やむを得ないことなのだと思います。
また「はじめに」と「おわりに」にも書いてある通り、本書は、林修さんが読者にああした方がいい、こうした方がいいと価値観を押し付けるものではなく、こういう考え方もあるよねという「考えるヒント」(これは小林秀雄かな?)を与えるものだということです。仕事観というものは、自分で考えて構築していくことが大事で、安易なマニュアル本を読んでどうにかなるものではないとのことでした。
私は普段から自分の考えというものに自信が持てませんが、結局は自分で考える力を養って、仕事で成果を上げることによって、プライドを持ち、自分の仕事観を構築していくしかないのだと理解しました。自分の考えに自信がないのは結局は未だに仕事で成果を上げたという実感が足りないからだと思います。
まあ、まだ自分の中で処理できていない部分はありますが、時間あるときに読み直して考え直したいと思います。確かに考える材料にはなりました。
「はじめに」と「おわりに」があって初めて本書が成立しているのであって、本文は単なる?自己啓発本であるので☆4つです。
仕事で悩まれている若い方はぜひ。

要は自己啓発本なんて読んでないで自分の頭で考えろってことですね。自己矛盾した良い本でした(おすすめします!)。

 

そういえば話変わりますが、昨日Twitter平凡社別冊太陽編集部さんの公式アカウントにいいねしてもらいました。ありがとうございます。

fecunditatis.hatenablog.com

 

以前は下記記事について丸善出版営業部さんにいいねしてもらったこともあります。

fecunditatis.hatenablog.com

 出版業界の方に認めてもらえたようでうれしく思います。

これからも本は買い続けるし、ブログの記事も頑張って更新続けよう。。。

今日は以上!